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ハナビ・イチジョウ
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ユイトの幼馴染で、いつも明るく元気な少女。何事にも一生懸命で、不正を嫌う努力家。考えるよりも先に体が動く、猪突猛進なところがある。一方で、根っこのところでは非常に優しい性格のため、周りに気を遣って本心を抑え込んでしまう一面も。元々はユイトと同じ一般の学校に通っていたが、怪伐軍にスカウトされたため訓練学校へと移った。スカウトされた者とユイトのような志願者では、訓練施設が区別されていたため、二人はしばらく会っておらず、怪伐軍に正式入隊したことで同期として久しぶりに再会を果たす。
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ツグミ・ナザール
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内気で人見知りな怪伐軍隊員。人と会話をする時には、極度の緊張からたどたどしい話し方になってしまい、後から一人で落ち込んでいる。しかし気が弱いわけではなく、口数は少ないが言うべきことは厳しくハッキリと指摘する。意外と負けず嫌いであり、戦闘時でも落ち着きを失わないため、兵士としての能力は高い。ガーデニングが趣味で、土の下や植物の内部の状態まで透視することができるため、難しい品種の栽培にも成功している。自然と一人でいることが多く交友関係は広くないが、一旦打ち解けた相手のことはいつも気にかけ、大切にする。
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ゲンマ・ギャリソン
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物静かで落ち着きのある怪伐軍隊員。超脳力は脳の加齢と共に衰えるため、怪伐軍では肉体の成長を抑制する処置を行っている。しかしゲンマは徐々に歳をとり始めており、他の隊員よりもやや年かさの外見になってきている。それは彼の退役がそう遠くないことを意味するが、同時に幾多の戦いを生き抜いてきた頼れるベテランであり、戦闘のエキスパートであることの証明でもある。性格は不器用なまでに生真面目。怪伐軍の仕事に誇りを持ち、ストイックに自分の力を高める努力を続けている。子供の頃から怪異と戦うことしか知らない人生だったため、世間の流行や、恋愛などの俗事には非常に疎く、興味も薄い。
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ルカ・トラヴァース
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少女と見紛うばかりの優しげな美少年……という風貌だが、優れた頭脳で状況を分析し、決断をくだすことができる沈着冷静な怪伐軍隊員。経験豊富で軍内での階級も高く、フブキと同じく『七剣星(セプテントリオン)』の一人に数えられる実力の持ち主。兄もまた怪伐軍随一と讃えられる隊員であり、トラヴァース兄弟の名はよく知られている。怪伐軍で行われている肉体の成長抑制の効果には個人差があり、ルカはかなり早くに成長が止まったため、華奢な体つきをしている。しかし本人は強靭な美しい筋肉で形成された肉体をこよなく愛しており、少しでもそれに近づきたいと、日々の筋トレとプロテイン摂取を欠かしていない。
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シデン・リッター
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ひねくれ者でひどい毒舌家の怪伐軍隊員。プライドが高くやや後ろ向きな性格で、自分にも他人にも非常に厳しく、人間関係で問題を起こしがち。前にいた隊では隊長と反りが合わず、今期の配置換えで転属となった。しかし能力的には極めて優秀であり、態度の悪さを補ってあまりある戦果をあげている。自分より高い能力を持つ者は素直に認める傾向があり、『七剣星(セプテントリオン)』の7人はシデンにとって目標であり憧れの存在。中でも、自分と同じ『放電』の超脳力を持つセト・ナルカミを特別に尊敬している。
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アラシ・スプリング
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怪伐軍の顔として広報を務め、老若男女問わず多くの熱烈なファンを持つが、仕事熱心で明るい可憐な少女を演じるのはカメラの前だけであり、実際は仕事をすることよりサボることに大きく情熱を傾ける怠け者。カメラがいなくなるととたんにぐでっとなってしまうため、一部では『ぐでアラ』と揶揄されている。 しかし本当の実力は『七剣星(セプテントリオン)』級とも噂され、エンジニアとしても天才的。やる気さえ出せば、その冷静さ、優秀な頭脳は非常に頼りになる。 第1連隊長のフブキとは実の姉弟。成長抑制の効果により、一見フブキよりも年下のようだがアラシの方が姉である。
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キョウカ・エデン
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才色兼備の麗しき怪伐軍隊員として、その名を広く知られている女性。軍内外に多くのファンがいるものの、自身はあまり自分の外見に興味がない様子。非常に面倒見のよい性格で、隊をまとめる要職に置かれることも多い。普段は優しくおっとりした雰囲気だが、戦闘時にはまるで人が変わったように毅然とした振る舞いを見せる。隊の仲間は家族も同然であるという考えで、おせっかいな程に仲間や部下に尽くしたがる母性本能の強い一面を持つ。ジンクスやおまじない、占いなどが大好きで、新しいものを見つけると試さずにはいられないらしい。アラシとは同期で、気心の知れた間柄。
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カゲロウ・ダン
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人懐っこく、やや軽薄なノリの青年。大人になってから怪伐軍にスカウトされており、俗に『アダルト入隊』と呼ばれる。端麗な容姿と軽妙なトーク術を活かし、誰とでもすぐ仲良くなることができる。本人曰く、とりわけ女性に人気があるらしい。隊のムードメーカーで、窮地にも泰然としており、真面目な場面でもふざけてしまうが全く悪びれる様子はない。宗教自治区トゲツからの移民で、以前は『トゲツ教』の神職だったという過去を持つが、本人は教えに興味はないようで多くを語りたがらない。同期のツグミとは歳は離れているものの、気兼ねなく軽口をたたきあえるような友人関係。
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