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武器名 |
ストーリー |
不死鳥の槍 |
とある戦士の伝説があった。
その戦士は屈強でナニモノにも劣るころなく、さらに不死鳥から不老不死の身体を授かったという。
戦士は力を振るう場所を求め、何十年も戦場をさすらった。 |
止まることのなに争いは、やがて戦士を孤独にした。
死ねない身体を持て余した先史は、手にした槍で己を貫いた。
しかし傷はたちどころに癒え、傷すら残すことはない |
崖から身を落とし、火の中に飛び込み、濁流に身を投げても、その身は滅びることはない。
いつしか戦士は意識を閉じた。そして数百年後、その懐に一羽の美しいことりが舞い降りた |
小鳥は言う「貴方は罪を償われた。永遠の不死がもたらす孤独からスクって欲しいならそうしてやる」。
戦士は涙を流し、神に感謝を言葉を述べ、それから小鳥を踏み殺した |
百獣の双槍 |
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。
三女は世界一醜いと評判でしたが、とても心の優しい少女でした。 |
人の役にたちたい願う三女は野に下り、民を救い手を差し伸べます。
けれど、その手は弾かれ好意を受け取ってもらえることはありません。
それどころか人々は少女を遠ざけます。 |
三女は拒まれるのは醜いからだと、ある人が言いました。
しかし少女は自分の尽くす心が足りないからだと重い、毎日無償で奉仕を続けました。
毎日毎日毎日毎日-- |
ある日、三女は路地裏で小さくなって死んでしまいました。
けれどその遺体は醜さゆえに誰も葬ろうとはしてくれません。
醜い少女は醜く腐ってそのまま土に帰りました。 |
草原の竜騎槍 |
ボクは夢を見ていた。カレと会った日の事を。
カレは、小さくて弱った。
ボクも、世界が嫌いだった |
ボクはカレを助けた。
カレもボクを助けた
気づくとボク達は友達になっていた。 |
もちろん、全部が上手くいった訳じゃない。
きっとどこかで間違えていたんだろう。
それでも、ボク達は友達だった。 |
この草原の風は青く、イイ匂いがする。
カレに頬を寄せると、くすぐったそうに身を振る。
ボクは羽を広げ、カレをのせて大空に舞い上がった。 |
王位簒奪者の槍 |
ある国に2人の王子がいた。
第一王妃の子は賢いや体が弱く陰鬱で、第二王妃の子は頭は悪いが武勇に優れていた |
どちらの王子が正式な後継者か。
王はその決定を下さぬままに戦で命を落としてします。
残された王子たちは当然のごとく継承権を主張しあい、民を巻き込んで対立した |
酷い王位争いの中、王の子を名乗る第三の王子が現れた。
それは智勇兼備で王として申し分ない青年。
青年は王位に就き、以降は名君として |
数十年後。
王は亡くなる間際に民に告げる。
自分が前王の子ではなく、ある貴族が仕立てた貧民の子であると。
それを聞いた民衆は、王でなくなったその男を吊るし首にした |
四○式戦術槍 |
ハーイ!ヨルハ部隊のアイドル!北部12C防衛本部の広報担当42Sでーす!
強からガンガン戦況を報告しちゃうから、ヨルハ部隊のみんなだんばってくだいさね! |
戦場の皆さん!
いつも放送を聞いてくれてありがとう!戦況は決し楽観視はできないけれど、
衛星軌道基地群からの増援も予定されているから絶対にあきらめないでくださいね!人類に栄光あれ! |
こちら北部12C防衛本部!誰か!誰かこの放送を聞いてませんか!?
ボクは広報担当の42S!現在、私達の本部施設が多数の機械生命体に囲まれて… |
【このチャンネルは現在放送されておりません】 |
三式戦術槍 |
飾り気のない槍は、機会のように正確に急所を貫いては、鋭い刃で相手の骨を削り取る。
その際になるごりごりとした音とありえないほどの苦痛の悲鳴を傭兵の女はとても好んでいた。 |
今日も今日とて至上の音楽を聞くために、女は戦場を駆け巡る、
あの巨漢は脂肪がプルプルと鳴りそうだ。ああ、あの痩身は程よい骨の音を鳴らすだろう。さて誰を貫こう。 |
いくつもの戦場を渡り歩いて、いくつもの体を貫いて。
理想とする叫びと骨の音を求めた少女は、いつしか疲れ果てていた。
ちょうど良い塩梅に、柔らかい肉と骨はないものか。 |
ふと、横をみると丁度良い肉に塊りが転がっていた。
切り刻むと心地よい悲鳴を上げて女を満足させる。充実した笑顔で空を見上げた。
それが我が子である事は、もう思い出せなかった。 |
白の矜持 |
その白く美しい槍を作らせたのはある国の暴君だった。美しい妻へ
の贈り物として装飾された武器。妻はボン君と共に寝床につき、親の
仇である暴君の腹を三十回やりで突き刺した |
二番目の持ち主場勇敢なる女戦士だった。彼女は何人もの野賊を斬
殺、英雄となり、街の長となり、年月を経て老婆になり、月の夜に
若い野賊に囲まれ、全てを奪われ、殺された。 |
三番目の持ち主は商人の女だった。彼女は強欲で、人から金を奪
うように生きていたが、やがて誰も近づかなくなり首を吊ることになる。
飾られていた槍は一度もつかわれる事はなかった。 |
四番目の持ち主は素直な少年だった。少年には病の妹があり、彼女
の為ならなんでもするつもりだった。やがて少年は妹の為に全てを捧げた。
彼の存在、そしてこの世界の全てを |
黒の倨倣 |
その黒く醜い槍を作ったのは、美しい女刀鍛冶だった。その刃先を
誰物褒め称えたが、嫉妬した若い弟子の少年によって女は殺され
た。槍の行方は誰も判らなくなったと言う |
二番目の持ち主は人形を操る傀儡師だった。彼の最高傑作は美しく
何でも出来る少女のからくり人形。傀儡師が人形に槍を持たせると、
見事な槍さばきで傀儡師を切り刻んだ |
三番目の持ち主は生まれたばかりの王子。後継者の証として槍を与
えた女城主は、その後すぐに亡くなってしまう。葬儀の夜、王子の
部屋から槍は消え、赤子の遺体だけが残っていた |
四番目の持ち主は愚直ば父親だった。父親には病の娘がおり、
彼女の為ならなんでもする覚悟があった。やがて父親は、その決意のままに
全てを捧げた。彼の存在と、この世界の全てを。 |
機械生命体の槍 |
僕ノ名前はプラント1728。僕ア、出来損ナイの機械ダ。
戦ウ為二作られたノニ怖クテ武器を使エナイんだ。
ミンナには馬鹿にサレルし生イキテテもイイ事はナイ。 |
僕ア、ノロマな機械ダ。
戦場で迷ッテシマイ何かの工場二迷い込ンダ。ソコには廃墟サレタ小さな人形が沢山イタ。
コノ世界に居場所ガナイ物同士ダトオモッタ。 |
僕ア、間抜けナ機械ダ。ソノ日の戦場は例ノ工場ダッタ。
そこに横タワル人形はドレもコレも壊レテイタ。
仲間達と敵ハ、人形を踏ミナガラ戦争、戦争、戦争をシテイル |
僕ア、武器を起動サセテその場にいる仲間と敵二砲撃ヲ開始シタ。
何故か良くワカラナイ。ダケド、戦うッテ決メタンダ。
ダッテ僕ア、愚カデ壊れた機械ダカラ |